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Simple is best~みんなが集まるキッチン~
暗くて風通しの悪いキッチンからの脱出が設計コンセプト。
外壁をいじらず交換できるリフォーム勝手口ドアの採用。上げ下げ方式で採光も通風も両立。
和室側の壁を撤去したことで南からの採光も得る事に成功。
壁の素材も塗装からキッチンパネルに変えることで光を反射させて明るいキッチンへ生まれ変わりました。清掃性も抜群です。
◆◇施工内容◇◆
▶▶▶ before
造り付の棚の他にも手前に棚を置いてレンジや炊飯器をおいています。物で溢れているのでキッチンに入れる人数も二人が限界!!
ドアには通気口が付いているだけで開口もなくキッチンを暗くしています。
◆◇リフォームのポイント◇◆
『料理をしたくなるキッチン!』『家族で賑やかに料理ができるキッチン!』
暗くて風通しの悪いキッチンから脱出することが最初の設計コンセプトでした。
最初に伺ったときは確かに暗いと思いました。そこで最初に頭に浮かんだのがリフォームの勝手口ドアでした。
もともとキッチンには北側(中庭側)に出窓がありましたが、ひかり、風共にキッチン全体に届けるには至っていませんでした。そこで、このドアの登場です!! このドアの良いところは全面ガラスで障子自体に網戸が組込まれており、上げ下げ窓のように使うことができます。しかも、外壁を壊さずに既存の枠はそのまま、内側に新設するドアの枠を取り付けることができます。いわゆるカバー工法です。ドアはサイズに合わせてオーダーで作ることができます。
最初からK様に言われていた“押入れの収納は洋服が掛けられる程度は残したい”との要望があり、その要望とは別に全部撤去して対面キッチンという案も提案しましたが、K様との打合せを積み重ねていくうちに、押入れの壁内の柱が屋根の荷重を受けていることがわかったりと障害もあり、『simple is best』ということでキッチン位置は動かさず、押入れを一部撤去することで空間の繋がりをつくることで使い勝手を良くする提案に行き着きました。これにより、キッチンに光、風をもたらした勝手口ドアの他に更に南側より光、風を取り入れることが可能となり、非常に明るくて気持ちの良いキッチンに生まれ変われると思いました。
希望の押入れ収納は以前より狭くなりましたが、パイプを奥と手前で高さを変えて配置することで収納力をアップ!!
狭いけど収納力がある方法を考えました。
壁には全面キッチンパネルを施工。取り込んだ光を反射させて明るいキッチンを提案。清掃性も抜群です。
シンクの背面には作業性を考えて冷蔵庫を配置。和室との通路に対面に収納と作業台を設置。以前より動線も増え、収納力と作業性をアップさせました。
ーー提案した解決方法ーー
ドアは外壁をいじらずに既存の枠は取外さずにリフォーム!
ドア本体は全面ガラスドアに!上げ下げ窓のように開けることが可能で光と風を取り入れることを提案!
キッチンはもとより、さらに長く、カウンター収納、冷蔵庫を背面に配置して作業面を確保。作業動線を良くしてキッチンに人が集まっても一緒に作業できるように提案。
和室側にも行き来できるように押入れを一部撤去する提案をしました!
●生活スタイルの変化
勝手口ドアから気持ち良い光と風が入ってきて、料理するのが楽しくなりました。
仕事から帰ってきても料理が苦にならなくなりました。
これなら料理人の息子が帰ってきた時はおいしい料理を振舞ってくれそうです・・・笑。
キッチンを狭くしていたものがキッチン収納に収まり、キッチンに人が集まってもこれなら安心。
以前より笑い声の多い賑やかなキッチンになりました!!
●リフォームしてスマイルになったこと
息子や娘が孫を連れて帰ってきても、みんなで賑やかにキッチンに立つことができるようになりました。
キッチンからリビングの他に和室にも行けるようになったことで、面積はたいして変わっていないですが、空間に広がりができ、使い勝手が非常によくなりスマイルになりました!!
いままでキッチンだけ孤立していたのですが、他の部屋との会話のキャッチボールも楽しんでます。